いただいた指輪、うれしい贈りもの、だけどせっかくの指輪なのにぶかぶかでおとして失くしてしまいそう。そんなときはどうしたらよいのでしょうか。
応急的には、1.ストッパーを着ける。2、リングの内側にマニキュアを塗る。
1、重ねて小さめの号数のリングを着けることでとりあえず紛失は避けられるのではないでしょうか。知らないあいだに落としてしまったというひとも多いので、ここはまず応急処置としてきつめのリングで出口をふさぐということです。
2.内径を小さくできます。1号以上は小さくなります。指輪の直径の号数はミリ単位でなく、0.01ミリ単位で刻まれますのでほんの少しの被膜でも号数に影響を与えます。ただし恒久的に工夫したい場合は着用のたびに塗らなければなりませんね。
プレゼントされる前に、贈り主の方も、その方なりの方法でサイズを模索したはずです。まったくのあてずっぽうでいいかげんな指輪のサイズで贈ってはいないでしょう。指に合わなかったということに焦点が当たってしまうと最も意図された感動=サプライズが台無しです。
サイズがゆるいなら切って詰めてもらえばいいではないかと思うひとも居ます。自分に指輪の方を合わせればという考えです。でも、ちょっと待って。だってせっかく心からの気持ちの証で記念で愛情こめて贈られた大切な品が合わないから切るってずいぶんじゃないでしょうか?もうこのままでいいんですという女性に先日遭ったのです。これはもらった大切なお守り代わりだから、メスを入れたりしない。サイズ直しなんかしない、誰にもふれさせたくない、私の大事な指輪だといって、サイズ直ししないとおっしゃっていました。サプライズの贈り物はほんとうに心を贈るものです。品物の品質じゃないです。むかし、指輪のかわりにネジだかわっシャーだかボルトかなにかを贈るというドラマが遭ったような気がします。なんだっていいのです。針金の輪っかだって立派な指輪なのです。心がこもっているから。